◆ 小林麻央さま、ゴア元副大統領、アントニオ猪木、沢尻エリカさま、おもてなしの店長、「他者の目」について・・・
2010.7.31
小林麻央さまと歌舞伎のスケベ役者との結婚式が行なわれました。
テレビを見ていましたら麻央さまの表情が、
心なしか元気がないように感じられました。
ご心情をお察し申し上げます。
この結婚式を境に普通の新婚の新婦と違って麻央さまは朝から晩まで
ハメまくっていればいい、という立場ではなくなったので
ございます。梨園の跡取り息子を産む、
という役割が課せられたのでございます。
考えてみれば単にオ○ンコをして楽しむ、ということのみならず
「見ている人にも一緒に楽しんでもらう」という手前どもポルノのお仕事も大変な重責を
担ったお仕事でございますが、麻央さまのように「中出し」をうけて妊娠し、
それも男の子を産まなければならない、というオ○ンコも誠にもって辛いものがある
とお察し申し上げる次第でございます。
まかり間違えれば「浮気」は「ゼロ」どころか、どうかこの役立たず私をお許し下さい、
他の誰れか違う女とオ○ンコをなさって跡取りをお作り下さい、
とヒレ伏さなければならない立場に追い込まれかねないのでございます。
これから先ロシアンルーレット・オ○ンコのような日々を思えば「目出たさも、
中ぐらいなりオラが春」の麻央さまの心持ちを、よくよく理解できるのでございます。
「冗談じゃないわよ、子供を産むぐらい、いくらでも産んであげるわよ」
傍で一緒にテレビに見入っていた我が女房ドノの、突然の「一声」でございます。
「ピンクの立派な広いお家に住んで、お金の苦労など全くなくてぜいたく三昧させて
いただけるなら、女は誰れだってお望み通り子供を産めるだけ産んでさし上げれるんです!!」
誰れも女房ドノに「子供をもう一人産んでくれ」などと言ったワケでもないのに、
突然キレられたのでございます。
そして「麻央ちゃんたら可愛いいんだけど、チョット声がね、低すぎて好きになれないわ。
失礼かもしれないけど」との一人ごとを残されて、プイと席を立たれた女房ドノでございます。
我が女房ドノの名誉のために申し添えれば、彼女は他人の幸福を望まないほどの狭量な心の
持主ではございません。
麻央さまの華麗な結婚式を見て多くの日本女性が感じられたと同じく、
同じスケベな亭主でも、どうしてアッチ側の男を選ばなかったのか、
と自分自身に腹を立てられていただけなのでございます。
が我が女房ドノよ、「禍はいつも幸福の仮面をかぶって待っている」といいます。
麻央さまがこれから歩まんとなされている「修羅」の道にもう一度思いをめぐらしてみて
欲しいのです。彼女の歩く道は「成功するまで続けて性交」の道でございます。
「性交とは男の子を産むまで続けて成功」とされる「性交の道」でございます。
「男の子」を産むことができなかったときの周囲や肉親の始末の悪さは結婚式場で
手ばなしで「おめでとう」と云ってくれた笑顔からは信じられぬほどの、
想像以上に不快なものとなる危険をはらんでいます。50%の確率で待っている修羅場、
家門の名誉のために夫婦の情合いさえ犠牲としなければならない「梨園の妻」という立場、
その妻の犠牲のうちに称えられている歌舞伎という伝統芸能の重圧に耐えて生きる麻央さまの
「生き地獄」に思い至っていただきたいのでございます。
碩学は「人は、人生が与えるどんな思いがけない過分な贈り物でも、
それを当然のことのように、大きな顔をして受けとる」と述べられております。
「偶然の当りについて、自分がそれだけの値うちのない人間だと思っているひとに
私は出あったことがない」との言葉も遺されております。
我が女房ドノには合わせて川端康成先生の「一生の間に一人の人間でも
幸福にすることが出来れば自分の幸福なのだ」の言葉を届けたいと思います。
我が女房ドノよ、私は十分に満足していますし幸福です。
それで納得なされて、お許しいただきたいのでございます。
まったく、誰れかの幸福は誰れかの不幸にきまっている、とはよく言ったものでございます。
この不景気のさなか芸能界の皆さまには当分の間、これ見よがしの華やかな祝いごとは
ご自重いただきたいものでございます。まったく・・・。
海の向こうではその異常なスケベの余り、女房ドノにお許しをいただけなかっただけでなく、
社会からもお許しいただけなくなってしまっている男が出現しております。
男は大物でございます。チンチンではございません。で、あるかも知れませんがともかく
名前が全米、どころか世界中に知られた男なのでございます。
男の名前はあの元米国副大統領にしてノーベル平和賞受賞者のゴアでございます。
男にかけられた容疑は強姦未遂でございます。相手はオレゴン州ポートアイランドに住む
54歳のマッサージ嬢でございます。
彼女は2006年に当地を講演旅行で訪れたゴアにホテルの室でマッサージ中押し倒されて
犯されそうになった、とゴアを訴えているのでございます。
本年6月、ゴアは40年間連れ添った高校時代からの付きあいだった夫人と
突然、離婚をして周囲を驚かせたのでございますが、原因はこのことだった様でございます。
マッサージ嬢の訴えにゴアは否定をしておりましたがマッサージ嬢の方は
ゴアのスペルマの付着したズボンを持ち出してくるに至って、
遂に捜査当局が本格的捜査に乗り出したのでございます。
ゴアの父親はテネシー選出の元上院議員でございます。ゴアは名門の出身なのでございます。
ハーバード大学を卒業し副大統領まで昇りつめ、一時は大統領になることが確実視されたほどの
人物でございます。4人の子供に2人の孫がいるゴアでございますが転落の原因は
何んだったのでありましょうか。ゴアの突然の乱暴狼藉は度しがたいものでございますが、
許してやっていただきたいのでございます。
かつて「強姦」した青年を、元気があっていいと表現してクビを取られた大臣がいましたが、
同じテツを踏むものではございません。ただ被害女性は54歳のマッサージ嬢なのでございます。
54歳でも元大統領から押し倒されるほどの女盛りなのだ、と世の50歳以上の女性に
自信と用心を与えたとの意味で、ゴアの狼藉に少々の情状酌量を願いたいのでございます。
ゴアのことたびの事件での最大の失敗の原因は、「出し惜しみ」でございます。
スペルマは出し惜しみせずいくらでも出したクセに「金」を出し惜しみしたために
墓穴を掘ったのでございます。相手が脅してきたら金を払えばいいのでございます。
「Xジャパン」の所属事務所の社長たちに脅されたアート引越しセンターの前会長さまは
要求された金が15億でございました。ヤクザを仲介した脅しであったために底無し沼と
なることをおびえられて警察沙汰となったのでありますが、ゴアの場合、相手の女性は
マフィアを使って脅してきたわけではございません。
正式に、おおそれながらと警察に訴え出て来たのでございます。
その段階で一流の弁護士をつけてゴアはいくらでも秘密裏に交渉できた筈でございます。
たとえ相手の本心が1億や2億のお金の無心であっても、温暖化ビジネスで焼け太りした
ゴアにとってそんな金はなにほどのことでもなかったはずでございます。
札束を積んで土下座をし「私が今後何んの自負心も持てないよう、
どうかこのペンチで折檻して下さい」と捨て身となってパンツを脱いで頼んだら、
必ずや情けをかけていただけたでありましょうに。
最大の名誉は決して倒れないことではない、倒れるたびに起き上がることだ、
のあの言葉を忘れたのでありましょうか。
ゴアのケチな浅知恵とスタッフの未熟さが、最悪を招いてしまったのでございます。
男であれ女であれ一人の人間が世の中に出て立身出世を遂げて成功するためには、
人には言えない色々なことがあって、ようやくその位置にたどりつくことが
できているのでございます。そうしたキレイゴトだらけで世に出た人間など
一人もいないのでございます。誰れでもがタタけばホコリの出る身、
臭いウンチを出す体でございます。
これまで7000人の姫君とのお付き合いの経験があり、
その義兄弟の輪は多分東京ドームいっぱいほどとなっております。
その姫君たちとの交歓のつれづれに聞き知った情報は、芸能界のみならず経済界から政界まで、
人には軽々しく言えない、言ったら世の中がひっくり返るような驚愕の㊙情報ばかり、
でございます。
しかし何故そうした「秘密」が公にならずに封印されてきたのでしょうか。
それら「秘密」に守られた人たちは皆お金離れがよかったからでございます。
金に執着して金払いが悪いと必ずシッペ返しをくらうことになっていたのでございます。
検察審査会に枕を並べて「起訴相当」の「お裁き」を喰らった小沢と横嶺のパパのように、
でございます。
アントニオ猪木の人望はプロレス業界にあっては、誠に薄くティッシュペーパーのごときもの
でございますが、かといって彼を憎んで悪く言う者はそれほど多くはおりません。
彼は金には極めてシビアで、金になることならは何んでもやるほどの貧欲さを
見せる人間でございますが、一方金払いもすこぶる良いのでございます。
永久磁石だエコビジネスだ、といつもインチキにひっかかって多額の事業資金を出しては
大損している間の抜けたところがあるのでございます。
またかつての右腕であり、元妻の弟だった男に大金を着服されて海外に逃亡されるといった
裏切りに合っているのでございますが、不思議とそうして自分をダました男たちの
悪口を言うことをしない男なのでございます。
そうした人間性が一部のタニマチに好かれて人気者となり、
講演やCM、営業のお仕事が次から次へと舞い込んで、
プロレス不況の今日にあっても不自由ない余生を送ることができているのでございます。
金離れさえ良ければ、失なった金はブーメランのようにいつか自分のもとへ必ず返ってくる、
それも何倍にもなって、という金の持つ人生の摂理を体現してみせてくれているかのような
アントニオ猪木なのでございます。
これまでの手前どもの経験から申し上げれば金払いの悪い人間は、
その金払いの悪さで必ずカタキ討ちにあって人生航路、道なかばで轟沈しております。
読者の方から以前、その方の若いお知り合いの方が横綱白鵬と親しい関係にあって、
巡業の合い間によく集まって飲み会をしている、とのお便りをいただいたことがございます。
白鵬はそうした飲み会の場にあっては決して偉そうぶることなく気やすく語り合い、
支払いは全部自分がするとのことでございました。なんでも「ゴツアンです」と
「貰いコジキ」が当り前の世界にあって好感の持てる話でございました。
テレビは正直でございます。
その人間の本性の心のウミやシミまで全部かくすことなく写し出します。
それ以来白鵬には良い印象を持って見てきました。白鵬なら腐り切った相撲界を
「いま一度洗濯してくれそう」な期待が持てそうでございます。
人類の歴史は一人の英雄の登場によって大きく動き、進歩をとげてきた歴史でもございます。
現在の社会や職場にあっても一人の英雄的な働きをする人間の出現によって
奇跡的な変貌をみることができるのでございます。
手前どもの職域がございます新宿、富久町にファミレスのデニーズがございます。
15年近くこのファミレスを利用させていただいております。
数年前から序々にこのお店は客の入り具合がかんばしくなくなっておりました。
この店にもファミレス不況が及んでいたものと思われます。
特に近年は昼のかき入れどきの時間に行っても客の入りがまばらで閑散としていることも
珍しくなくなりました。それまでの店長も店長とは名ばかりの無気力なメガネの中年男
でございました。まるで重篤な病気をわずらい長期入院をしていた後のリハビリに来ている
かのような覇気のなさなのでございました。
このオヤジ、ひょっとしたらヘンに人にうつるシモの病気にでもかかっているんじゃなかしらん、
との疑いを持ったものでございます。オヤジにつり銭を二度間違えられたことがございます。
ああ、せっかく通っていたこの通い慣れた店も時間の問題で閉店の浮き目にあうのか、と
いささか落胆をしておりました。
がこの春先のことでございます。重篤の病後のリハビリ中の店長に変わり
新しい店長がやってきたのでございます。30過ぎのこのメガネ店長、実にいいのでございます。
まずテキパキとした行動が見ていて爽快でございます。顔の横の左右にも目があるがごときに
店内全体に目がゆきとどき、お客さまのコップに水が空いてあれば飛んで行ってそそぎ、
空いたテーブルはすみやかに食器をかたづける、休むことなく働き続けるのでございます。
お客さまがお帰りになるときは元気よく「ありがとうございました」
お客さまがいらっしゃれば「いらっしゃいませ」と即座に言葉をかけて席に案内します。
やっていることはすべてあたり前のことなのでございますが、
その一つ一つの態度がキビキビとして小気味いいのでございます。
心からおもてなしをさせていただいています、
というお店の接客マナーが伝わってくるのでございます。
いつも行動は素早くかろやかでございます。レジに立ってお客さまの勘定をしながら
新しく来店されたお客さまを席にご案内するように店員に指示を出し、
自からはお客さまをお送りしてテーブルの跡かたづけをする。
すべて流れるように手を抜かず全力投球でそれをこなしていくのでございます。
特にこのメガネ店長、気に入ったのは注文したときに返してくる答えでございます。
「かしこまりました。」でございます。あるいは「ありがとうございます。」
なのでございます。「少々お待ち下さい。」がないのでございます。
よく居酒屋やコンビニ等でも何か頼むと「少々お待ち下さい」と応答する店員がおりますが
言葉がすぎる、というものでございます。少々待つか待たないかはお客の勝手、
でございます。「ありがとうございます。」「かしこまりました。」
これ以外の言葉は聞きたくないのでございます。
こちらは金を払う立場でございます。少々待とうか待たないか、アンタに決められたくない、
というのが客側の論理でございます。このことを分きまえず「少々お待ち下さい」と
平気で言って客の態度を拘束するがごとき店員には、常々いやな気分にさせられてきました。
しかしメガネ店長はそうしたタワケを一切言うことなく、いつも「かしこまりました。」
あるいは「ありがとうございます。」なのでございます。
手前どもが若い時代に働いていた水商売の世界での「鉄則」は、どんなことがあっても
絶対に「怒るな、笑顔でいろ」でございました。お客さまが酔っぱらって何か無理難題を
言っているのは言っているんじゃない、言わされているんだお前が売った色のついた
キチガイ水に。犯人がお前なんだからその被害者であるお客さまにどんなことがあっても
タテつくようなマネはしてはいけない、と徹底して教えられたのでございます。
日本一何があっても怒らない。笑っていられるガマン強い男になります、
と誓わされたのでございます
その頃のバーテン仲間は湯場に行って裸になりますと、半分は体にクリからモンモンのスミを
入れているような荒くれ者の集まりでした。一皮むけばそんな気性の強い人間が、
酔った客を相手に本気で喧嘩をしたらトンデモナイことになるのは明らかでした。
ですから店の教育は徹底していました。
客にビールビンで頭を割られたり、鼻を折られたり、という事件はヒンパンに起きていましたが、
バーテン仲間の誰れ一人として客に向かって手を上げた者を見たことがありません。
客にナイフで腹を刺された仲間もいました。命がけでこの仕事をしている、
そんな自負を皆んな持っていました。
あの時代に通じるような接客業の心意気を彼に感じたのでございます。
八面六臂とはこのメガネ店長の働きぶりのことを言うのでございましょう。
いつも彼の商売人の鏡、接客の見本のような態度には感心させられ
勉強させられているのでございます。
また体と心の調子がすぐれないときには、元気をもらいに行っています。
が余りジロジロと見ていますと近くには新宿二丁目が控えてございます。
「お客さま、それだけはお考えにならないで下さい」と勘のいいメガネ店長を
追い込んでエマージェンシーコールを発信させるようなことになってはいけないと、
こっそりと盗み見る日々でございます。
気のせいではないと思います。彼が店長になってから日に日に店の客が
増えてきたように感じられます。いままで昼どきでもいっぱいになることが
なかった店内でしたが、立ち待ちのお客さまも見かけるようになりました。
店員たちの動きもそれまでの店長のときとは違い、アヌスにニンニク注射をぶち込まれたごとく
軽いフットワークを見せて働くようになってございます。
店長たった一人が変わっただけで商売とはこうまで変わるものか、
と一人の人間の持つ影響力の偉大さに、いまさらながらに感嘆している次第でございます。
新宿近くにお住まいの商売をなされておられる読者諸兄にあられましては、
是非一度富久町のデニーズを訪れられてご検証なさっていただきたいのでございます。
サービスの核心である「もてなし」満点の男を眼のあたりにできるはずでございます。
ただし私のことはおっしゃらないで下さい。彼は私のことを町内会の
「プータローおやじ」としか思っておりませんので、あしからず、でございます。
沢尻エリカさまが女性誌で複数の男たちと「からんだ」写真をご披露なされております。
奔放でございます。ハーフの血を継ぐ女性にはドウモウな肉食獣の臭いがします。
とどまることを知らず、もううんざりとの声もございますが、こうなれば行くところまで
行ってその行きつく果てを見せていただきたいものでございます。
人間は他者に敗れるのではない、自分の秘匿していた刀を
その局所に突きさして自からが息絶えるのだ、といいます。
沢尻エリカさまを見ていますと、まさにかくのごときであるか、と合点がいくのでございます。
自分が打算的だから相手も打算的に思う、自分が嘘をつくから相手も嘘をつくと思う、
自分が一番可愛いから相手も自分自身が一番可愛いのだと思う。
自己犠牲や思いやりや優しさ、を全く信じることができず疑心暗鬼となり身勝手な思惟と情念に
振り廻されて自爆していく、哀れ、でございます。厄日と人は言い、
あたかもその災いの日があるがごとく厄日を忌み嫌うのでございますが、
考えてみれば厄日などどこにもないのでございます。
自分がまいた災いの種がずーっと前から積み重なっていて、
たまたまその日にハジけたにすぎないのでございます。運が悪い、ではなく
すべては自業自得で「厄日」などとの占いとは「無関係な話」の必然でございます。
沢尻エリカさまにすぐれてある才能と可能性、それは自分が淫乱で好き者だから
誰れもが本心では自分と同じように淫乱で好き者に違いない、
との確信をそのエンターティメントに結実させることでございます。
沢尻エリカさまの自分が信じていて他の人もそうだと思うことができる今回の
「スケベポーズの写真」のお仕事のようなことに、これから先の生きる手がかりを
見い出すことができるのでございます。
現代の草食系といわれる男性は沢尻エリカさまと違って自分がそうだから
他人もそうに違いない、と思えない人たちでございます。違っているのは自分だけじゃない、
と考えることができれば引き込もることなどしないのでございます。
沢尻エリカさまのように他人も自分も同じ考えを持っていると思えず、
自分だけ違う考えの持主なのだ、と考えて臆病になり引き込もってしまうのでございます。
引きこもり、という現象が日本に起きたのはAVが世間に拡まった時期と時を同じくしています。
その意味でAVによって引きこもりの草食系男子を読み解くことができるのでございます。
AVとは広い意味でのこと、でございましてアダルトビデオだけの意味ではございません。
検証すればAVと「アダルトビデオ」が引きこもり草食系男子を増殖させる原因
となったことは明白でございます。
AVが今日ほど一般的に普及をすることがなかった時代のそれまでの私たち日本人は、
自分の姿、あるいは自分の性を客観的に見る経験を持つことがありませんでした。
他人の性についてもせいぜい一部の好事家がピンク映画を楽しみ、ブルーフィルムを
愛好することにとどまっていました。AV機器の普及により誰れでもが家庭で
それも誰れにもわずらわされず一人で密かに観て楽しむことができるようになったのです。
AVを見て男も女たちもともに驚き感動し興奮したのでございましたが、
一部の感受性豊かな青年にとってはそれは衝撃といってもいいほどの重い経験となりました。
経験が「よし俺もこんな風に女性と楽しんでやろう」とポジティブに働かず
「こんなことをしなければ女性は喜ばないのか、こんな風に男はしなければ駄目なのか」
とマイナスに働くようになったのです。
そして「僕はとてもじゃないが、こんな男優のようなマッチョなことはできない」
との劣等感に襲われたのでございます。「自分は一人前のSEXを出来る人間ではない」
との喪失感を持った青年たちは室に引きこもり、生身の女性から忌避してフィギュアやアニメ、
漫画の世界の乙女の主人公を相手の架空のファンタジーに、その青い性を注ぐようになった
のでございます。
AVの出現以前の青年たちにとっての性は南海の孤島での原地人を相手にした
草野球のようなものでございました。野球とは何か、相手は全く知識がありません。
ストライク5つでもまだバッターボックスに立って勝手にバットを振ることができましたし、
時にはボールを投げさせずに手に持ってノックのようにボールを打つことさえ可能でした。
ルールは自分だ、の一方的なやりたい放題がまかり通ったのでございます。
しかしAVの登場はそれを許さなくなりました。AVが野球の正しいルールと
最高の選手の技術を教えてくれたのでございます。
ショックを受けたのはそれまで相手にしていた原地人ではありません。
自分のルールで勝手気ままに野球をやって楽しんできた方でございます。
正しい野球のルールというものが明きらかになりました。最高の野球とは
かくのごときものである、とのあざやかな一流の選手のプレイを見せられました。
たちまちのうちに自信喪失におち入りました。そしてまたAVの映像を見ることで
「他者の客観的な目」を意識するようになったのです。AV映像を知ることで
これまでは四方をベニヤ板で囲まれた室で済ごしていたのに、
鏡の室ですごすように四方から自分を見る、「他者の目」が芽生えたのでございます。
「客観」の視点を持つことで豊かになる人格もありますが、逆に臆病になる人格もございます。
最善を知ることでそれに自分を近づけようと勇気を持って努力する者もいますが、
反対に戦意を喪失して意欲を失なってしまう者もいます。
AV、アダルトビデオの出現によって私たちは自分の姿を客観的に見る力を
持つようになりました。
人類ははじめて立体的に自分の姿を頭の中に浮かべて見る、想像力を持つようになった
といえるのでございます。知ってしまったことによって大きく育つものもいますが、
おびえて引きこもってしまう人間もいます。
たとえば海です。ある人間にとってはワクワクするような冒険と収穫のチャンスに
満ちた豊かな海原に見えても、ある人間にとっては危険と死との隣り合わせの
灰色の世界にしかイメージできないのでございます。
もう一人の自分を、もう一人の自分がリアルに見ることができるようになった、
AVがもたらした人類史上の革命的な知的創造力の世界の実現が、他方において
せんさいな魂を傷つけ、引きこもりの「草食系男子の誕生」を許すことになったのでございます。
是非ご覧ください。
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